目次
序章 三角構図と逆三角構図って何?
どうもみなさん!副業イラストレーターのオア(@ORE_artstudio)です。
今回は前回三分割構図について記事にしたので今回は三角、逆三角構図について記事にしたいと思います!
そもそも何?って方は、安定を与える三角、不安定を与える逆三角だと思っていただければいいですよ!
さて、↑の画像でも無意識に使っている三角構図ですが・・・
意外と意識してなくても使っていたりする基本中の基本となる構図です!
ですのでこの記事をかるーく見流して使いこなしちゃいましょう!!
基本を書いてももう既に沢山出回っているのでここではその応用を書いています!!
第一章 三角構図について
三角構図です。はいよく見ますよねw色んなブログや動画、教本でも!
僕はこれの解説を初心者時代に見てましたが毎回こう思ってました。
「いや・・・え?収まらないんですけど!?」
よくあるミスなのですが無理やりこの三角に入れようと頑張ってたんですよねw
上が細く下が太い、山をイメージして頂けるとわかりやすいのですが、ずっしりしていて安定感がありますよね!この構図はそれらをイメージさせる効果があります。
- ずっしりした安定した絵を描ける
- ただし王道なので単調に感じる
この構図沢山世に出回ってる(モナリザも三角構図)のでなんか王道=単調になりがちです。
逆を返せば間違いのない構図です。
第二章 逆三角構図について
逆三角構図です。
正直これだけ出されても「はぁ?」ってなると思います僕がそうでしたw
先が細く今にも倒れそうな構図ですよね~コマをイメージして頂ければわかりやすいのですが、不安定感を与える効果がこの構図にはあります。
- コマのように不安定な状態を生み出す
- そのため躍動感を出すときに使える!
人の顔に当てはめて使う場合もあるのですが、三人必要です。
そもそも三角構図で一人描けないと三人以上描けないので今は一人描くことに尽力してください!
それが上達の近道です!
第三章 三角、逆三角構図に騙されるな!
とまぁ、この二つをかるーく説明したのですがここで注意があります。いえ、警告です!!
絵を描く際にこの構図を下敷きにして描こうとしていませんか??
それ、完全に間違ってますよ!
僕はこれの解説を初心者時代に見てましたが毎回こう思ってました。
「いや・・・え?収まらないんですけど!?」
よくあるミスなのですが無理やりこの三角に入れようと頑張ってたんですよねw
第一章 二行目~四行目
そうなんです!!この構図、このまま使うと大失敗しちゃうんです!(多くの場合)
「え?でもプロイラストレーターのあの人も普通に使ってたよ?」
逆に聞きます。こんなきっちりした三角形でそのイラストレーターは描いていましたか?
いいえ違います。
必ず後から付け足したように、元々その構図が頭にあったかのようにその三角形は置かれていたはずです!!
つまり初心者は三角形を置いてから構図を考え、プロはすでにそれを両立してこなしてしまっているのです!
無意識に三角構図や逆三角構図が生み出せるってあなたはもう脱初心者です!!
第四章 本当の三角、逆三角構図について
簡単に素体を描きました。どうでしょう?ほとんどこんな三角形じゃないでしょうか?
今回はいずれも逆三角構図を意識して描いたものですが、あんなキッチリとした形じゃないことが分かると思います。
これも安定感はあるけど結構崩れた三角構図・・・
もう察している方もいるかもしれません。そうです。これが本当の三角構図。つまりよく説明で出されるこの↓三角形に完璧に当てはめる必要って無いんですよね!
少しはみ出したっていいんです!何なら背景に配置しちゃっても構いません!!
どうでしょう!ぐっと印象が変わったと思います!(色の使い方もあると思いますが)
最終章 まとめ
- 山のような安定感
- ただし正三角形に近いほど単調な絵になりやすい
- 逆に直角三角形に近づくとダイナミックな躍動感が生まれる
- コマのような不安定感
- 躍動感を生み出すときに使う
- 下の角を尖らせるとふわふわした浮遊感を与える
- 三角形の枠に囚われすぎない
- 正三角形のような決まった形の図形でなくてもいい
下画面にキャラが大きく入るなら三角、上画面に入るなら逆三角と考えると無意識に使うことができる。
いかがでしたでしょうか?今回はこのあたりで失礼します。
もしよろしければ他の三分割構図についても記事にしているので興味があればのぞいてみてください!