目次
序章 初めに…
どうも皆さん!クレーンゲーム歴10年のオアです!
今回はクレーンゲームで得したのか損したのかを簡単に計算できる、ペイアウト率について記事にしていこうと思います!
クレーンゲームで遊ぶうえでこのペイアウト率が分かるとぐっと面白くなるので是非最後まで読んで持ち帰ってください!
第一章 景品の原価について
クレーンゲームの原価、その上限が800円だという話は昔から有名です。
なので取れなかった時に少し知識がある人は「どうせ原価800円だしな」と悲しい言い訳をする人が多いです。
ですが、知識がある人からすると「何言ってんだこいつ…」ってなってしまうんですよね。
その理由は原価=景品の価格(価値)ではない、ということです。
例えば遊園地のチケット、6千、7千としますが原価はいくらでしょう?チケットだけなら数十円程度だと思います。だけど誰も文句は言わないですよね?
その理由が付加価値の存在です。
これは砕いた言い方をすると技術です。つまりどんなモノにもこのそこに技術がある限り、付加価値が必ずと言っていいほど付与されます。遊園地ならば、その価格に見合うサービスがそれに値します。
なので知識がある人は「いや、原価じゃ材料しか買えないぞ…」と呆れるわけです。
ですが今皆さんはここで知識のある後者に成長しました。勿論、元々その知識を持っている方もです。
本記事でのマーカーの意味
ピンク→重要な箇所
イエロー→強調したい箇所
第二章 物の原価を知る
原価を知ると何ができるのか?商売をしている方は当然だと思われますが、実際に現場では原価から計算して更に付加価値を付け加えます。
それが払い出し率(ペイアウト率)の存在です。
それの詳細は二章でふれようと思います。まずは原価からですね!
(ネットの引用、自分の推測の原価です。)
フィギュア系
- 通常のフィギュア→800円
- 小型のフィギュア→500円~
- アクリル系プライズ→200円~300円程
ぬいぐるみ
- 大型→800円
- 中型→500円~
- 小型→200円~
雑貨品
- ラジコン系統→800円
- 財布→800円
- 生活雑貨→500円~800円(自分は800円で計算)
- バスタオル→500円~800円(自分は500円で計算)
- タオル、ハンカチ→300円~500円(自分は500円で計算)
- 大クッション→800円
- 中クッション→500円
- 小クッション→200~300円
もし上にない景品があっても市販の売値を参考にしてみてください。
だいたい仕入れ値がこんなものだろうという予想ができると思います。
第三章 払い出し率の仕組み
ここからが本題です!払い出し率、ペイアウト率と呼ばれるこれは何なのでしょうか?
「賭けた金額に対して払い戻される金額の割合 」
これがカジノでの説明です。ではこれをクレーンゲームで表すとこうなります。
「払った金額に対して獲得できる景品の割合」
まぁ、大体意味はおなじです。
つまりお店側で、いくら使えば一個獲得できるかを、大方計算で設定しているということになります。
この率が高ければ高いほど取れやすいということを頭に入れて以下のリストを見てください。
- 昔のゲーセン→10%~20%(ひどいです)
- 今の個人店→20%~35%(よくなったほうです)
- 今の大手メーカ―店舗→30%~40%(妥当です)
これが今の一般的なペイアウト率です。ここだけ見ると大手メーカーのペイアウト率が一番高いように思えます。ですがこれは大雑把な数値で、多くの方がその詳細(設定毎のペイ率)を載せていません。
理由としてはお店や設定によってまちまちだからです。
一応僕の経験から大雑把に載せておきます。参考になるかは怪しいですけどね(笑)
- 甘台→50%~90%
- お菓子→20%~70%
- フィギュア→30%~35%
- ぬいぐるみ→30%~40%
- 雑貨→30%~50%
第四章 お店でできる超簡単な計算方法
(売値)=(原価)×100/(原価率)
(原価率)=(原価)×100÷(売値)
- 売値→獲得までにかかる金額(例:2300円で取れることを想定したフィギュア)
- 原価→景品ごとの原価(例:フィギュアの原価800円)
- 原価率→ペイアウト率(例:その台のペイ率35%)
これが方式です。すべてこれで算出できます!(多分)
(獲得金額)=(原価)×100/(自分のペイ率)
(自分のペイ率)=(原価)×100÷(獲得金額)
- 獲得金額→あなたの獲得にかかったお金
- 原価→その台にある景品の原価
- 自分のペイ率→あなたのその台での獲得%
このように変えれば自分のそのお店でのペイアウト率がわかります。
例えば僕の場合、動画のようなキットカットを100円で獲得したとします。
お菓子の原価は、うまい棒の10円~大人買いのような箱物で800円(実は上限を超える時もある)です。
仮にキットカットの原価を300円とします。
(自分のペイ率)=300円(原価)×100÷100円(獲得金額)
この計算だとこの台の僕のペイアウト率は300%になります。なんか極端な%ですね…
ですがこれはお店からすると、処分台でもない限り顔が真っ赤になるはずです…なぜなら
1000円(売値)=300円(原価)×100/ 30%(原価率)
仮に店側がペイ率30%でこの台を設定したとします。
すると計算は上記の通り、1000円で一個の計算になります。それを100円で一個取られたら…僕なら泣きます。
上の例のように必ずしもそのペイアウトになるかといえばなりません。
想定した率を確保できない時、店は何かしらの対策をすると思います。(極端にアームを弱くする等)
設定画面にこのような記載があり、これでペイ率を調整しています。
PLAY(プレイ回数、サービス含む)
INCOME(100円玉の数)
PRIZE(払い出された景品)
例(ペイ率20%で原価800円の景品を設定した場合、一個4000円になります。)
100(プレイ回数、サービス含む)
80(100円玉の数)
4(払い出された景品)
これだと 80(100円玉の数)/ 4(払い出された景品) で2000円で一個ですので上手く設定できていないという結果になります。(2000円で一個でも高い…)
第五章 クレーンゲーマたちのペイアウト率
はたしてクレーンゲーマーたちはどれくらいのペイアウト率をはじき出しているのでしょうか?
一応僕もクレーンゲーマの一人として名乗っていますが大体100%以上を維持しています。
中には200%、300%と化け物のような方々も存在しているので僕もまだ成長する余地ありです(笑)
「儲かる?損しないじゃん」そんな声もよく言われますが、確かに一定期間は損せず遊べます。
一定期間というのは僕たちの持つ攻略法や技術が通用できなくなったとき、また攻略法を模索したりするのでそこで一度損をします。
それでも店側が想定したペイアウト率は上回ることが多いので世間から上手い人と称されるのです。
お菓子も買うより安く取れるようになりますし、あるクレーンゲーマーは自販機と称していました。(笑)
ですが実際そうなているのが事実なので、これを機にこの記事を読んでいる方々にはクレーンゲーマーになっていただきたいです!(この記事を読んでいるということは上手くなりたいと努力している証拠ですので)
損する側から得する側になっちゃいましょう!
最終章 まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はクレーンゲーマへの道のり、レベル4としてペイアウト率を紹介しました。
これからは少しこのことを意識してみると、また違った面白みがあるかもしれません。
次はいよいよ技に関しての記事を書いていこうと思います。ここまで読んでいただけた方ならば、伝授しても大丈夫だと思います。
今までのなじんだ技から本物のクレーンゲーマ達が使う秘技までも紹介したいと思います。正直な話、その秘技も基礎がないと意味がないので、この記事から読んだよ~という方は、ぜひ!レベル1から読んでみてください!
それではまた次回よろしくお願いします!
実際にクレーンゲーマーはこのペイアウト率を下回らないように遊んでいます。僕もその一人です!
そして上級者レベルになるとこのペイアウト率、完全に限界突破した数値で勝利できるので気持ちいいですよ~!